大会のメドレーリレーで結果が出せなかった遙たちは、
リレーメンバーで自主合宿を行うことに。
その夜、目を覚ました遙がプールへ向かうと、
そこには一人、星空を見上げる郁弥の姿があった。
郁弥は遙のように泳げるようになりたいと強い思いを打ち明ける。
そして、フリーで勝負をしようと約束を交わす。
しかし、遙に追いつきたい一心で焦った郁弥は、練習中に酸欠事故を起こしてしまう。
遙に助けられ大事には至らなかったものの、
二人のフリー対決は果たされないまま夏は終わってしまった。
月日は流れ、遙が郁弥の泳ぐ姿を見たのは新人戦の会場だった。
郁弥のフリーが自分の泳ぎに似ていることに驚く遙。
試合の帰り道で遙は郁弥と6年ぶりに対面する。
郁弥は以前よりも冷たい表情で遙にはっきりと告げる。
「もう、リレーは泳がない」と――。
第2話で大切にしたかった「一推し!」シーンを教えてください。
2話で一番推したいシーンは
なんといっても中学時代の夜のプールですね。
ハルと郁弥の思い出のシーンです。
夜の空に瞬いては消えていく光の流星群!そして郁弥のきらめくような笑顔!尊い!もはやどこからどうみてもヒロインです!
演出時に印象的だった出来事、エピソードを教えてください。
こちらが想定した以上にキャラクターが生き生きとしてくると、
演出としてはおおいにうれしいものです。
霜狼学院の寺島と寒河江がまさにそんなキャラクターでした。
とてもユーモアたっぷりに動いてくれています。
原画スタッフがおおいに力を発揮してくれました。
第2話で上手くいった、楽しかった、大変だった等の印象的だったカット(シーン)を教えてください。
御視聴ありがとうございます。
2話では、中学生時代の遙達を久しぶりに描くことができました。
また、この時代を描ける話数を担当できると思っていなかったので
二つの時代を描けて二倍楽しかったです。
中でも遙と郁弥のシーンは二人の大切な思い出なので素敵なシーンになるようにと思いました。
「Free!DF」では新しいキャラも沢山登場しますが、
今までの皆を少しずつでも描けるのは嬉しいです。
これからも遙達皆の活躍、温かく見守って頂けたら幸いです。
第2話での撮影のポイント、押さえておきたい見どころを教えてください。
この話数はなんといっても、遙と郁弥のナイトプールです。
美しい画面になるように撮影処理も頑張りました。
「うおぉぉぉー郁弥ー!郁弥ー!」と悶えながら撮影しました。
流れ星に郁弥は一体何をお願いしたのでしょうか?
今度こっそり監督に聞いてみようと思います。