STORY
第4話喪失のインターフェア!
郁弥と話をするため霜狼学院大学を訪れた遙たち。
構内を探し回るも郁弥の姿は見当たらない。
遙たちが大学に来ていることに気づいた日和は、彼らを郁弥に会わせまいと動き出す。
日和は遙たちに自主練習の後にして欲しいと伝える。
だが、郁弥は体調を崩し練習を早退していた。
練習後に一人で現れた日和は郁弥が水泳に集中できなくなることを危惧して、
遙たちに「郁弥の友達でいる資格」を問う。
水泳で勝負をしないか、と。
日和の専門種目はバック。
その勝負に名乗りを上げたのは、真琴だった。
レースは真琴が日和の泳ぎに迫るも、わずかに及ばない。
勝利した日和は、郁弥がアメリカ留学中の不幸な出来事を明かす。
そして、遙に辛辣な言葉を投げかけた。
「君と泳ぐとみんな不幸になるよね」――と。
絵コンテ・演出:石原立也脚本:横谷昌宏作画監督:丸子達就
WEBエンドカード
スタッフコメント
絵コンテ・演出:石原立也

第4話で大切にしたかった「一推し!」シーンを教えてください。

真琴と日和が勝負することになるくだりです。
圧倒的マウントを取ろうとしている日和に対して、珍しく遙がイライラしているのが好きです。
ただ日和は郁弥のため、良かれと思ってやっています。
悪人ではないのでその辺りのバランスに気を付けました。

演出時に印象的だった出来事、エピソードを教えてください。

今シリーズのキーパーソンであるところの日和ですが、打ち合わせしていて、
監督の「郁弥と一緒にバランスを崩して行っている」という言葉が印象に残っています。
良いキャラだ!と思いました。何か、とても可哀そうなんですよね。

作画監督:丸子達就

第4話で上手くいった、楽しかった、大変だった等の印象的だったカット(シーン)を教えてください。

日和が見せる表情には、郁弥を大切に想う気持ち、遙達への嫌悪や焦りなど、
一つ一つにとても複雑な心情を込めました。
難しいキャラクターですが、原画スタッフも彼の複雑さを表現するためにとても頑張ってくれました。
そんな日和に翻弄されて、遙も様々な表情を見せています。
怒ったり沈んだりショックを受けたり、色んな遙を描けて楽しかったですね。
また、久し振りに真琴の真剣勝負を描く事が出来ました。
なんと、プールが発光しています!
このシーンの特徴的な光の演出は監督からの注文で、
隆々とした二人の筋肉がとても印象的になったかな?と思います。

3D監督:柴田裕司

第4話での3DCGのポイント、押さえておきたい見どころを教えてください。

4話のポイントはやはり真琴と日和の勝負ですね。
3DCGの真琴と日和もがんばって泳いでいます。見どころです。
いつもは温厚な真琴ですが今話数は熱いバトルでした。
自然と作業の熱も上がってしまいました。